【書籍紹介】心の状態が私たちのパフォーマンスを妨害する_スタンフォード大学の超人気講座 実力を100%発揮する方法

こんにちは!

 

まーさんです。

 

本日は書籍の紹介です。

 

コロナの影響もあってメンタル不調に陥る方が私の周りに多くいます。

 

心の状態は、私たちの仕事や人生にもの凄く大きな影響を与えるものです。

 

本日は、心の状態が私たちの実力発揮を妨害するメカニズムと、対処法について紹介された本をご紹介します。

 

それではどうぞ!

 

 

 

私たちの心の状態は日々のパフォーマンスに大きな影響を与えます。

 

自らが保有する実力を100%発揮しきれるかどうかは、心の状態にかかっているのです。

 

そのため、心は私たちの成果を後押しする味方にもなれば、時に実力発揮の邪魔をする敵にもなり得ます。

 

どのような場面で心は私たちの敵となり妨害してくるのでしょうか?


例1:自分が業務中に失敗した場面
 →心の中で「自分はなんてダメな人間なのだろう・・・」と自らを責める

 

例2:部下が納期を守らない場面
 →心の中で「私の部下は仕事ができない人だ・・・」と相手を責める

 

例3:大切な顧客から納品した商品に対するクレームが届いた場面
 →心の中で「これで顧客の信頼を失い、次回の発注は無くなるだろう・・・」と悪い未来を想像する


これらの心の状態になると、私たちは自信ややる気を失ってしまい、
新たなアクションに向けた実践がとりにくくなります。

 

これらの心の働きは、私たちの心に住み着いた“裁判官”の仕業なのです。

 

この裁判官は、自分や他人を責めたり、目の前の状況の悪い面に焦点を当てて、批判したり裁いたりする心の癖なのです。

 

裁判官は上記のように様々な場面で私たちの心の中で騒ぎ立てて、
やる気を低下さえ、パフォーマンスを阻害してきます。


では、どのように裁判官に対応すればいいのでしょうか?


おすすめの方法を2つ紹介します。


【1】ラベルを付ける

 

自分や他人を責めたり、思わしくない状況に苛立つ場面では、心の中が裁判官に支配されている状態と言えます。

 

心の中で裁判官が騒ぎ立てていることに気付いたら、裁判官が何を言っているのかじっくり観察してみましょう。

 

例えば「どうせ、私にはできない。悪いのはあいつだ。」などと裁判官が心で騒いでいたら、こう言い換えてみて下さい。

 

「裁判官が『どうせ、私にはできない。悪いのはあいつだ。』と言っている。」と

こうすると裁判官と自分の間に少し距離ができます。

 

裁判官に囚われているとき、私たちの中では「私=裁判官」という構図ができています。

 

距離を取ることで、囚われが外れやすくなるのです。

 


【2】ピンチを贈り物と捉える

 

もう一つの方法は、目の前の思わしくない状況を贈り物(チャンス)に変えるシナリオを3つ考えてみるのです。

 

大切な顧客からクレームを伝えられた場面を想像してみましょう。

 

この場面は、どのように贈り物に変えられるでしょうか?

 

・最近足を運べていない顧客に会えるチャンスかもれいない

・業務の進め方を見直す絶好のチャンスかもしれない

・似たような不満を持った顧客のニーズを知ることができるチャンスかもしれない

 

というように、今の苦しい状況が将来から見て「あれは贈り物だったんだな」と思えるようなシナリオを想像してみるのです。

 

 

本日は以上です。

 

ありがとうございました。