世界中で活用される性格検査MBTIを受けてみた

こんにちは!

 

まーさんです。

 

本日は、先日私が受講した性格検査MBTIについてご紹介します。

 

仕事柄、色々な種類の性格検査を受けてきました。

 

その中でも、個人的に「これはいい!」「いろいろな人に受けてもらいたい!」と思えるものは限られてきます。

 

今回ご紹介するMBTIは、是非とも多くの方に受けていただきたいものです。

 

 

【目次】

1、世界中で活用される活用される性格検査MBTIとは

2、MBTIを受けて良かったこと 

 2-1、検査後が本番!自己理解がぐっと深まる

 2-2、タイプに優劣はない!自分も他人も認められるようになる

 2-3、「私はこれからどうしたらいいの?」自己成長の方針が得られる

 

 

 

1、世界中で活用される性格検査MBTIとは

 「そもそもMBTIて何?」という方のために、簡単に概要をお伝えします。

 

 MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、ユングの心理学的類型論をもとに、米国のマイヤーズ氏(Myers,I)とブリッグス氏(Briggs,K)によって研究開発された性格検査です。
 開発者であるマイヤーズ氏とブリッグス氏は「人と人との違いを知ってお互いに尊重しあうこと」を目的に、自己理解を深める方法論として開発されたそうです。

 

 MBTIでは人々のタイプを、4つの指標(内向と外向、感覚と直観、感情と思考、判断と知覚)の組み合わせにより下記の16種類に分類します。

 

 

こうやってみると「16タイプもあるの!?」と驚かれる方も多いと思います。

 

人の性格を検査する際、4つだったり、5つだったり、9つだったり。。。

色々な分け方がありますが、MBTIの場合は16種類!

 

より詳細に自分のことを理解できるツールになっていると思います。

 

16種類の特徴などは別記事で書きたいと思います。

  

 

2、MBTIを受けて良かったこと

  

MBTIを受けて良かったことを3つに分けてご紹介していきます。

 

2-1、検査後が本番!自己理解がぐっと深まる

2-2、タイプに優劣はない!自分も他人も認められるようになる

2-3、「私はこれからどうしたらいいの?」自己成長の方針が得られる

 

  

2-1、検査後が本番!自己理解がぐっと深まる

MBTIはペーパーを使った検査からスタートします。 

 

そして、検査を受けた後で、ワークショップに参加して自分のタイプを分析していくことになりました。

 

こういった心理検査の多くが、検査を実施して「あなたのタイプは〇〇です。」と伝えられて完了するものが多いと思います。

 

しかし、このMBTIは検査後が本番!

 

様々なワークショップを体験する中で、自分理解を深めていきます。

 

ワークショップ中に「自分は〇〇のタイプだ!」と腑落ちする瞬間が来るんです。

 

もちろん途中で「自分はどっちなのだろう?」と迷う時間もありました。

 

しかし、そういった時間こそがとても有意義な時間だったんです。

 

「自分はどっちかなぁ・・・?」

「どちらのタイプもあてはまるなぁ・・・」

「こっちのタイプの方が自分らしいかなぁ・・・」

 

なんて、自問自答する中で、過去の出来事が走馬灯のように蘇ります。

そして、たくさん自分自身と向き合いました。

 

でね、来たんですよ!その時が!

 

「あっ!自分はこのタイプだ!」

 

私の場合、その時に『子供の頃の自分』を思い出しました。

 

不思議なんですけどね、子供の頃の自分と再会できたような懐かしい気持ちになりました。

 

 

2-2、タイプに優劣はない!自分も他人も認められるようになる

 

自己理解が深まると、他人に対する理解も深まります。

 

MBTIでは下記4つの指標を使ってタイプを分けることになりますが、

見ていただくと分かる通り、それぞれの指標に2つの指向性があります。

 

 指標1: 内向 or 外向

 指標2: 感覚 or 直観

 指標3: 思考 or 感情

 指標4: 知覚 or 判断 

 

全ての人が、どちらかの指向性を持っていると考えるようで、

ざっくり言うと「どちらの方を自然に使っているか?」と選んでいきます。

 

例えば、感情型と思考型の指標は「物事を判断する際の違い」が現れます。

 

感情機能を指向する方は、物事を判断するときに「周りの人がどう思うか」ということをよく考える傾向があるそうです。

 

一方、思考機能を指向する方は、物事をはんだする際に「本質がどうか、筋が通っているか」を判断の拠り所にしやすい傾向があるとのこと。

 

実は、私が受けたワークショップには会社の同僚が参加していたんですが、

私は感情機能を指向し、同僚は思考機能を指向していることが分かりました。

 

その思考機能を指向する同僚に対して、私はよく

「あいつは、何であんなに冷たい判断をするんだろう?」と思っていたのです。

 

一方の同僚もワークショップの後で打ち明けてくれたんですが、

感情機能を指向する私に対して「あいつは、何でいつも周囲の顔色を伺って判断するんだろう?」と思っていたそうです(苦笑)

 

こういったタイプごとの違いが、ワークショップを受けると浮き彫りになります。

 

同じシチュエーションでも、自分とは全く異なる捉えか方をする人がいる。

同じ状況においても、自分とは全く異なる判断をする人たちがいる。

 

そういったことに気づくと、今まで理解したり受け入れにくかった他人の言動や判断に対して「〇〇さんのタイプなら、こうやっちゃうよね」と少し他人に優しくなれますよ。

 

 

2-3、「私はこれからどうしたらいいの?」自己成長の方針が得られる

 

MBTIの原型をつくったユングによれば、

人の成長は一生涯にわたって続くものなのだそうです。

 

誰もが成長したいという内なる衝動を持っている。

 

そして、私たちの多くが若い時には、自分が好む機能(本来指向する機能)を発達させていくようです。

 

ところが、人生の後半に差し掛かると、自分があまり好んで使わない機能(本来指向していない機能)、言いかえると未開拓な自分の性格を開発することになるらしい。

 

これが「中年の危機」という現象として現れるから、さぁ大変!

 

先ほどの私の例で考えると・・・

 

感情機能を指向する私は、人生の後半から思考機能を開発していくことになる・・・

 

人生、死ぬまで成長。

 

ユングさん厳しいねぇ・・・

 

でも、これを実践している人が周囲にも少なからずいるんですよねぇ。

 

「Aさんは昔はバリバリの成果指向で人を論破しまくっていたけど、年取ってから丸くなってやさしくなったよねぇ。」

 

「Bさんは昔は人の顔色ばかり見て部下にも注意できなかったのに、部長になってから相手を論理的に説得してプロジェクト推進するリーダーになったよね。」

 

こういった例は、おそらくユングが言う成長に通じるのだと思います。

 

こういった人たちは、私から見ると「かっこいい!」と思える。

 

囚われていないし、柔軟だし、状況に応じていろいろな側面を繰り出せる。

人としての幅を感じます。

器が大きい人とも表現できるかなぁ。

 

そんなカッコいい大人になるヒントがMBTIには詰まっているんです。

 

 

本日は、ここまで。

 

読んでいただきありがとうございました。