リーダーになったら自己理解から始めてほしい

こんにちは!

 

まーさんです!

 

本日のテーマは、管理職育成について。

 

巷には沢山の「管理職研修」があります。

 

私も仕事柄、めちゃ沢山の研修を受けてきましたし、

様々な企業の方々を対象とした研修を実施してきました。

 

そんな私が管理職や管理職候補者の方々に対して強く思うことがあります。

 

それは「人は自分のことが見えていない。」ということ。

(私も同じく見えていないのですが・・・)

 

これね、本当に大切だと思うんです。

 

管理職研修に来る方の多くは、既に部下を持つ管理職の方や、これから管理職になる可能性のある中堅・若手社員の方々です。

 

当たり前ですけど、そういった方々の多くはハイパフォーマーです。

 

成果をたくさん出してきていますし、自信もある。

(「自信ない」ていう人も多いですけどねw)

 

周囲からも一目置かれる存在感のある方も多いですよね。

 

で、そういった方々がどういったマインドで研修に来られるかというと、多くの方が「どうやって、部下に影響を与えればいいのか?」

 

そんなことに焦点が当たっています。

 

それはそれで、めちゃ大切なんですよ。

 

でもね。

人に影響を与える前に、自分のことをしっかり見てほしいんです。

(これは、書きながら全て自分に返ってきています・・・)

 

経営者、管理職、リーダー、中堅、新入社員、学生・・・

 

それはもう沢山の人と出会って、研修や面談してきました。

 

でね、その中でみんなが自分の悩みを打ち明けてくれます。

 

その悩みの多くが「人間関係」です。

 

・あの上司と合わない・・・

・あの経営者について行けない・・・

・あの同僚の言い方が気にくわない・・・

・あの部下の仕事の進め方に納得がいかない・・・

 

みんなに共通する悩みの根っこは「あいつは分かってくれない」なのです。

 

だから、その悩みを解決したくてセミナーや研修に参加する。

(経営者や人事部が研修を受けさせることもあります。)

 

受けるセミナー・研修に期待するのは「どうやったら、あいつを変えられるか」なのです。

 

勘の良い方は分かっていただけると思います。

 

他人を変えるのは本当に難しいんです。

私なんか「不可能」だと諦めてます。

 

そこまで言うと「他人を変えられないなら、研修受けても意味ないじゃん」と思われる方もいますよね。

 

私はそうは思いません。

 

なぜなら「他人は変えられないけど、自分は変えられる」からです。

 

管理職の育成も同じだと思うんです。

管理職研修を「他人ではなく、自分を変える機会」として活用できたら、

それはもう、もの凄い効果が得られます。

 

実際、研修を受けられて劇的に成長する管理職・リーダーの方々も沢山いました。

 

成長するリーダー・管理職は例外なく「自分のことを知ること」そして「自分を変えること」をやっています。

 

こういった方々は、「他人を変えようとしている人」の何倍も速いスピードで成長していきます。

 

もう一度言いますね。

 

「管理職・リーダーとして成長したいのであれば、まずは自己理解から始めてほしい。」

 

本日は以上です。

 

ありがとうございました。